釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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低水温下でのメジナ・グレ釣り

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冬といえば寒グレ

釣りをしない人からすればこんな寒いのに磯に釣り人いっぱいで釣れるのか?と疑問に思う人もいるでしょう。

 

寒グレの水温

冬場は磯釣りのハイシーズンでもあるんです。

数は釣れないが大きいのを釣りやすいとされている冬の磯釣り。

理由は餌取りや小型の魚が姿を消し、狙った大物に届きやすいから。

 

しかし半島周りではメジナにとっていい感じの水温、15度〜18度くらいの時期が少なく三浦半島においては13度台が1月から3月にかけての平均となります。

各魚の適水温についてはこちらをご参照ください。

www.tsuri-life.com

14度を下回ると刺し餌も取られず何もない、なんて日も。

じゃあ釣りに行かない?

 

な訳ないだろ!って人もたくさんいることでしょう。

低水温でのメジナ釣りは通常と違った方法でやるのがお勧めです。

 

寒グレを釣る

メジナを狙うとなれば潮の流れるポイントに仕掛けとコマセを入れて流す。

グレ釣りは潮を釣れ

という言葉があるくらいですからね。

しかし14度を下回っているところでは潮の中にいるメジナは少ないようです。

行く前にお近くの水温を計測しているサイトでチェックすることをおすすめします。水温を把握することでおおよその展開が想像できるためです。

必ずしもそうでないこともあります。

14.5度の日。深いタナだろうと考え竿一本からスタート。

朝まずめは反応がなく徐々に深くしていきましたが餌すら取られません。8時を回ったあたりでなんとなく竿一本にウキ下を戻しました。すると餌が取られる・・・

この日水温が上昇したわけでもなく、最終的に0号ウキで2ヒロ半で釣れ盛りました。

 

このように何があるかわかりません。

 

狙いは根際か沖

足元や見える範囲にあるシモリ根に刺し餌を送り込む。または沖にあるしもり根や溝に入れる。

根がかりのリスクはありますが何も釣れないよりはやった方がいい。

そこが水深がある場合、軽い仕掛けで徐々に落とすより重めにして一発で深場まで落としてもいいと思います。

最近私が行っている三浦では水温が13度〜14度の日の棚は竿一本から竿一本半くらいで食ってきます。ポイント、波によりますが3Bから1号を使います。

深タナ、重めの仕掛けではハリスを長めに2ヒロ半〜3ヒロ程度。

馴染みが悪い場合はハリ上30センチにG7を打っておきます。

サラシがキツイ場合は余浮力を残してハリスに段打ちするのがベストです。

 

仕掛けが入っていくような状況でしたらB程度の仕掛けをゆっくり入れていくのもありだと思います。仕掛けをゆっくり入れるのなんてこの時期でないとできませんから。

ちなみに生オキアミは一分間に2ヒロ(3m)程度沈むとされています。

 

同調

深くなると刺し餌とコマセが同調してるかわかりません。見えないから。

沖の潮に乗せるととなるとかなり大変ですが足元だったら少しはやりやすいのでは?

一気に撒くより定期的に入れるようにしましょう。

当然コマセがどう流れているのかを観察し、刺し餌の方に行くであろうポイントに入れていきます。

もし餌取りが湧いてしまったらポイントをずらすなどして微調整を!

先打ちをしてから仕掛けを入れる。そのあとにも追加し、また追加を繰り返し断続的にコマセを入れます。

 

釣り方や好みですが私はこの時期の集魚剤は重めのものを使います。

爆寄せグレとオキアミ

爆寄せグレは集魚効果も高く比重が重いので冬場は使ってます。

オキアミは半分を砕いて半分を崩さないようにして混ぜます。

砕くと沈降速度が早まります、原型で入れるのは同調と視覚的アピール。

と思ってます。持論です笑

 

冬のシーズン以外の集魚剤はV9です。

 

潮回り 

冬場は大潮より小潮の方が釣れてます、私は!

潮がトロい日にトロい場所に仕掛けを送るようにしてます。

多分魚も動く気がないんでしょうね。寒いから。人間だってそうじゃないですか笑

そんな寒い中、朝っぱら方釣りに行く人は相当な物好きですよ。私もです。

 

例外もあってサラシの下には何かしらがいますね。ただ数が少ないのでチャンスも少ないですがもし足元にサラシが出ているなら入れてみる価値ありです!

さっきも書いたように余浮力残して!出ないと潮に引き込まれてウキが沈み、どれがアタリかわからなくなります。

逆に沈め探り、という手段もありです。

ベテランでないとアタリ棚がわからないということがありますが。

釣れないなら色々試してみると結果が出ますよ!!面倒くさがらないで仕掛けを変えたりすることが釣果に繋がります。

 

 

だいぶ偉そうに書いてしまいましたがまだまだ勉強の身です。今後もさらなる研究を進めていきます。よろしければ私の釣り方を参考にしてやっていただければと思います。

 

 

 

何をやっても何も、本当に釣れない時

諦めて帰るのはもったいない。

食ってくれるのをひたすら待つ。いつ食うかもわからないで集中力と体力が低下して行くのなら気分転換しましょう。

 

・ご飯を食べる。

磯で食べるご飯は美味しいです。ノリのついたおにぎりとか磯の香りとの効果でさらに美味しい!

ザ・磯飯

夏場は蕎麦、うどんもいいですね。あとクーラーで冷やした野菜、トマト、きゅうり、スイカは水分補給にもなって最適です。

 

・コーヒーブレイク

とにかく落ち着いて来たるべき時に備えましょう。

餌取りが多い時期は休むことで餌取りが分散したりします。

 

・ルアーを投げる

これ私の場合。飽きたらルアー。

朝一、ついたらルアー、ダメならワーム。

日が昇ってきたらフカセに切り替えて飽きたらルアー。

ルアー投げてるだけでも気分が晴れますし練習にもなります。

よく釣れない時にワーム投げて大型の根魚を釣り、無事お土産を確保するということをしております。

冬場だったらメジナがダメでも根魚は割と元気だったりしますからね。

過去にワームで底を引きずったらクロダイが!

底から浮かせて巻いたらメジナが釣れたことがありました。

 

フカセでやっていた棚がかなり浅くもっと深くしなければいけなかった、という情報になりました。

色々やってると一日中遊んでいられる磯が好きです!夜は怖いけど。

 

明日は朝から三浦の地磯か城ケ島に行ってきます!

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